糖尿病1型ですが

糖尿病1型だからこそお伝えできる情報や生活などをご紹介していきたいと思います。

合併症、シックデイ、低血糖について

糖尿病で気をつけること

他にもありますが大きくは上記3つです。それぞれ簡単に説明していきます。

 

合併症

糖尿病には3大合併症があり、神経障害、網膜症、腎症があります。

神経障害とは、高血糖により、手足の神経に異常をきたし、手足にしびれや痛みなどの感覚異常があらわれることです。痛みが慢性化し、進行した結果、足潰瘍や足壊疽となり、下肢切断となる場合もあります。糖尿病などが原因での下肢切断は毎年約1万人以上といわれています。

網膜症とは、眼球の奥にある網膜の血管が高血糖の悪影響を受けて眼底出血をおこし、視力障害をひきおこすことです。網膜症で毎年約3,000人が失明しているといわれています。

腎症とは、高血糖により腎臓の外側にある血管が壊れ、血液中の老廃物が溜まったり、アルブミンが尿中に漏れ出る状態ことです。悪化すると人工透析が必要になります。毎年新たに3万人以上が人工透析療法を始めており、そのうちの4割が糖尿病腎症によるものといわれています。

 

シックデイ

シックデイとは風邪などの病気になることで、この時に糖尿病の人は高血糖になったり、低血糖になったりと血糖値が乱れやすくなるので注意が必要です。

 

低血糖

低血糖とは血糖値が下記イラストのような数値まで下がると自律神経の反応により症状がでることです。血糖値が30mg/dL以下になると昏睡状態になり、死亡することもあります。

低血糖の初期症状のうちにブドウ糖を10g含むもの、砂糖10g、ブドウ糖を含むジュース150〜200mのいずれかをとり、15分たっても症状の改善がなければ再度糖分をとり、それでも改善がない時は医療機関を受診します。

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引用元:2021 Eli Lilly Japan K.K. All Rights Reserved.

引用元URL:https://www.diabetes.co.jp/dac/coexistence/insulintherapy-lowglucose

糖尿病1型は、3つの中では低血糖に一番気をつけなければいけません。主な原因としては、食事の量や時間、過度な運動、インスリン注射の量です。

 

私も低血糖は何度か経験していますが、初期症状でも辛く、血糖値が上がっても倦怠感が残りしばらく動けない状態になります。寝ている間に低血糖になることが一番怖いです。リブレをつけていると夜中の血糖値の状態もわかるのでデータを元にインスリンの量を調整できるので安心だと思います。